調節式フレームジュエットブレースの開発
医療現場において、治療のスピードアップに対する要望は大きく、治療用装具の型取りから納品までの時間短縮が求められてきています。そのための対応として、当社では幅広い調節性を持たせた治療用装具の開発を行っています。 一例として、脊椎の圧迫骨折等の治療で使用される3点支持タイプの装具について紹介いたします。

脊椎の圧迫骨折の治療のために、以前から用いられている円背を防止する3点支持装具(ジュエットブレース)は、日本においては、主に一人一人体の型を取るか寸法を計ってオーダーメイドで製作されている場合が多い。 そのため、製作に時間がかかることや、調整機構をつけられないため後で調整する場合に工場に持ち帰らなければいけなかったりと、治療のスピードアップには貢献できない面があった。 それに対して欧米においては多くの調節式の既製品が発売されており、一般的に使用されている。しかしそれら既製品のほとんどは、骨盤を支持する前面下部のシェルが恥骨を押えるタイプであり、装着してみると快適とはいえない(とくに男性にはつらい)。 そこで当社では、調節性を確保しながら骨盤全体を支持するタイプの開発を行っています。

装具の構造から、恥骨を押えるタイプは単純な形状で十分であり、上下の長さを調整するだけですみますが、骨盤全体にを押えるとなると、左右の幅を調整する機構が必要となり、その上で高さを調整しなければならないので、構造が複雑になり、調整する手間も増えます。 実際に作ってみると一筋縄でいかずいろいろなタイプの設計試作が必要でした。



現在製作しているモデル調節性と対応力、装着感の良さなどのバランスが取れており、実際に調整を行う義肢装具士や医療の現場から、また患者さんからも好評を博しております。 ただし今後も改良を続けていくつもりでいます。



Copyright (C)2003 M-SUPPORT,inc.co. All rights reserved.